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Channel: 田中川の生き物調査隊
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ヨモギの虫こぶ3種類

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2014.11.12 亀山市椿世町の農道で,ヨモギに作られた3種類の虫こぶを見つけた.


ヨモギハベリマキフシという虫こぶ.ヨモギクダナシアブラムシがヨモギの葉に作らせる虫こぶで,1年中見られるという.ときには葉全体が巻縮するようだ.

ヨモギハベリマキフシ


ヨモギクキコブフシという直径10㎜ほどの虫こぶ.ヨモギの茎の側面にできる.ヨモギクキコブタマバエが形成者.成熟した虫こぶは裂開し,虫室が出現する.幼虫越冬.


ヨモギハシロケタマフシというヨモギの葉裏ときに葉柄につくられる球状の虫こぶ.白色の微毛が密生.初夏から秋まで見られる.形成者はヨモギシロケフシタマバエ.


ヨモギハシロケタマフシ


ヨモギハシロケタマフシ

ツワブキケブカミバエ

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ミバエ科のツワブキケブカミバエ Paratephritis fukaii Shiraki 

2014.4.25 尾鷲市で出会ったミバエは,その幼虫がツワブキの葉柄や花梗内に寄生し,ツワブキハグキフクレフシという虫こぶを作る形成者として知られている.
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,ツワブキケブカミバエは翅長5㎜前後,頭部,脚部,平均棍などは褐色.胸部と腹部は褐色地に灰色の微粉をまぶしたように見える.前翅先半部の褐色斑紋とそれを横断する透明部の境界が直線状である.本州から九州まで分布.


ツワブキケブカミバエ Paratephritis fukaii

クロモンコヒラタハナアブ(クロモンコハナアブ)

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ハナアブ科Pipiza(コヒラタハナアブ属)のクロモンコヒラタハナアブ(クロモンコハナアブ) Pipiza lugubris (Fabricius, 1775)

2013.9.13 愛知県にて.マツムシソウに訪花するクロモンコヒラタハナアブ(クロモンコハナアブ)と出会った.
Pipiza(コヒラタハナアブ属)の仲間は同定が難しく,詳しくは知らないがいろんな問題を抱えているようである.この写真の個体も標本をとって詳しい人に見てもらった.現時点ではクロモンコヒラタハナアブ(クロモンコハナアブ)と同定できるということであった.千島,北海道,本州,ヨーロッパ,ロシアに分布.

この属は,日本昆虫目録第8巻には8種が載っているが,10年以上前に発行された「ルーペで調べる身近な縞模様のハナアブの見分け方」には,日本産は近年報告されたものを含めて10種.なお検討の余地があるという.互いに非常に似かよっていて,同定は難しいともいう.新訂原色昆虫大図鑑Ⅲには,この属は1種も載っていない.

翅の特徴的な斑紋も濃淡などに個体差があるようである.


クロモンコヒラタハナアブ(クロモンコハナアブ)

キョウトシギアブ

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シギアブ科のキョウトシギアブ Chrysopilus kyotoensis (Frey,1954)

キョウトシギアブの和名は,ネット検索しても京都府自然環境目録しかヒットしない.日本昆虫目録には,学名はあっても和名はなく, Type locality;Kitashirakawa 分布;本州 とあるのみ.Kitashirakawaとは京都市左京区北白川のことか.

このキョウトシギアブは,体長6㎜前後のシギアブで,各地の河川岸辺の草地に普通に見られるが,図鑑類には載っていない.また,同定が難しく,地域の昆虫調査においてもこれまでほとんど記録されることがない.

この写真の個体は2013.4.16津市の雲出川でみつけたもの.同定をお願いした方は,何度も何度も標本を眺め,参考文献を何度も読み返していた.数少ない標本では同定に自信が持てないこともあるとも聞いた.標本での同定ですら悩ましいのたから,写真のみでの同定など不可能と言って良かろう.下の参考文献は英文.日本語の絵解き検索が欲しいものだとつくづく思う.

参考文献
Akira Nagatomi (1968) The Jananese Chrysopilus (2) (Diptera, Rhagionidae).Mushi,Hukuoka,42:Pars 42.

エノキハイボフシ

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エノキハイボフシ 2014.9.9 津市美杉町八知

エノキハイボフシは、フシダニの1種によってエノキの葉に形成される袋状の虫こぶ。葉表に不規則な形に突出し、曲がったり、捻じれたりして先端は丸みを帯びる。生態は不明。本州、四国、九州に分布する。

参考:日本原色虫えい図鑑


エノキハイボフシ 2014.11.12 亀山市椿世町


エノキハイボフシ 2014.9.9 津市美杉町八知


エノキハイボフシ 落葉したエノキの葉に 2014.11.12 亀山市椿世町

ハキナガミズアブ

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ミズアブ科のハキナガミズアブ♀ Rhaphiocerina hakiensis (Matsumura)

鳥羽市菅島で2014.7.23にハキナガミズアブと初めて出会った。
体長は5~7㎜。6~8月に出現。中国にも分布するが、日本では本州(岡山、兵庫、三重)、四国(徳島)、九州(熊本、大分)、屋久島、西表島に生息している。タイプ産地は熊本県の葉木。
光沢ある黒色の体を鮮やかな黄色い線で区切らせている美麗種。
小楯板後縁に微小な2棘がある。

菅島 また行かなくっちゃ。

NAGATOMI,A.,1978.Rhaphiocerina hakiensis (Diptera,Staratiomyidae).kontyu,46(I):l-7,Tokyo.
MATSUMURA,S.,1916.Thousand insects of Japan,Additamenta,2.474pp,Tokyo.

スズキキイロアブの雌雄

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スズキキイロアブ♀ Atylotus suzukii  2011.6.24 田中川干潟にて 植物はハママツナ

早川博文さんのアブの分類、生態とその対策(13)によると、
胸背は黄褐色。腹背は黄金色で、腹背第2~5節には黒褐色明瞭な4本の斜状紋を有する。腹背の中央縦斑は明瞭で、黄金色である。腹部は卵形。翅はほぼ透明で、縁紋は褐色明瞭、R4脈に小枝を有する。頭幅は胸幅より著しく大きい。

キイロアブ属は日本昆虫目録第8巻に11種がリストアップされているが、三重県内の海岸には複数種の未記載種が生息しており、今後の更なる調査研究が望まれる。また、この地域の海岸には別属の未記載種も生息しているので調べ甲斐がある。

膝関節を鍛えて、砂浜を歩き回ろう。

スズキキイロアブ♂ Atylotus suzukii  2013.6.24 田中川干潟にて

干潟固有のスズキキイロアブ

ムネグロメバエ

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メバエ科メバエ亜科のムネグロメバエ Conops (Asiconops) opimus Coquillett

ムネグロメバエと同定できている標本を持っている。その生態写真も撮っていたので紹介する。2011.6.21津市河芸町の丘陵地帯にて。三重県では既知の記録はない。

新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると、ムネグロメバエは体長12~13㎜。赤褐。額は凹み、頭頂前に数個の横隆起と横溝を具える。顔は金色反射を持ち黄褐。眼縁紋は顕著。胸部は肩瘤、中胸背後角部、小盾板を除いて黒色。翅は淡褐に曇り、前縁部は濃色。腹部各節の背面と側部は黒褐色をおびる。6~7月に出現。

島根県レッドデータブックによると、国内では採集個体数がきわめて少ない寄生性種であるとして、準絶滅危惧に選定している。体長はメスが12-18㎜、オスが12-1㎜。メバエ類のなかでは大型種である。個体の大少差は、寄主サイズに由来すると考えられる。寄主は、ヒメハラナガツチバチと推定される。国内では本州・九州に、国外では中国・韓国にも分布している。

日本昆虫目録第8巻によると、分布は北海道、本州、四国、九州;中国。新訂原色昆虫大図鑑Ⅲでは、本州、四国、九州;中国。

分布に関しては、どの文献の記述が正しいのか分からない。

メバエ科は頭部正面に額線があり、半月瘤は存在する。頭幅は胸幅よりも広い。口吻は長く、頭部よりも長い。顔面には触角溝がある。(原色日本昆虫図鑑下)


複眼の内縁部に黒点(眼縁紋)が見えている。




翅のsc-r横脈がある。M1+2脈はR4+5脈と融合する。cua室(これまでcup室とされていた)は第2基室より長い。これらはメバエ科翅脈相の一般的な特徴。
メバエ科の他の種をほとんど知らないので、ムネグロメバエ特有の翅脈相の説明ができない。

ホソシモフリコメツキ

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コメツキムシ科のホソシモフリコメツキ Actenicerus kiashianus (Miwa)

ホソシモフリコメツキは,原色日本甲虫図鑑Ⅲによると,シモフリコメツキの近似種で暗銅色の金属光沢を有し,前胸背版は粗に密に点刻される,本州に分布する.同図鑑には図示されていない.

三重県内では 鈴鹿山脈の入道ケ岳,宮指路岳,野登山から記録されている.他にも記録があるのかもしれないが,私には分からない.

2013.4.5 亀山市で採集.専門家による同定済み.

クビボソジョウカイ♀

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ジョウカイボン科のクビボソジョウカイ Hatchiana heydeni (Kiesenwetter)

原色日本甲虫図鑑Ⅲによれば,クビボソジョウカイは,体長9.0-12.2㎜.色彩にはかなりの変化がある.前胸背板の幅は長さの約1.5倍.すべての爪は基部が顕著に膨れる.

今坂氏のリストによれば,本州(関東以西),四国,九州に分布する.

2012.5.3 亀山市

ヤノニンフジョウカイ♀

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ジョウカイボン科のヤノニンフジョウカイ♀ Asiopodabrus lictorius (Lewis)

別名をミヤマクビボソジョウカイという.研究者によって和名が異なる.
原色日本甲虫図鑑Ⅲによると,体長は5.8-7.7㎜.頭部および前胸背板は密に点刻される.前胸背板の幅は長さの約1.2倍.♂の前,中肢の爪は2裂状で,後肢の爪は基部が顕著に膨れる.
今坂正一氏のリストによれば,本州(神奈川箱根・三重美杉村・尾鷲市・京都・奈良),四国(徳島)に分布する.

2012.5.24 亀山市

クロニンフジョウカイ♀

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ジョウカイボン科のクロニンフジョウカイ(クロヒメクビボソジョウカイ) Asiopodabrus malthinoides malthinoides (Kiesenwetter)

2010.4.28 鈴鹿市国府町 

原色日本甲虫図鑑Ⅲによると,4.5-6.5㎜.前胸背板は幅と長さが同じ.♂前,中肢の爪は2裂状で,中,後肢の爪は基部が顕著にふくれる.本州.

今坂正一氏のリストによると,分布は本州(福島・栃木・群馬・埼玉・東京・千葉・神奈川・富山・岐阜・愛知・三重・奈良・和歌山・京都・兵庫・岡山・山口),四国(徳島・愛媛),伊(大).

クロニンフジョウカイ♀

桜 プリンセス雅

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鈴鹿市の八野町と長法寺町にまたがって,深谷(ふかだに)公園がある.この公園横の道路は何度も通っていたが,芝生ばかりの公園だと思っていて,これまで立ち寄ったことがなかった.最近になって公園敷地内には雑木林や湿地もあることが判り,それからというもの足しげく通うことになった.

桜も何種類か植えられている.プリンセスみやび雅というプレートを見つけた.皇太子妃雅子様のご成婚記念として命名された桜だと容易に想像できた.2008年に鈴鹿西ロータリークラブが植樹したものと記されている.
2015.3.31


ヤドリバエ科Compsoptesis属の一種

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Tachinidaeヤドリバエ科Phasiinaeヒラタヤドリバエ亜科Phasiiniヒラタヤドリバエ族のCompsoptesis sp.

2014.9.26いなべ市の員弁川河川敷にて

しかるべき方に同定していただいた.
Compsoptesis属はどうやら日本に複数種がいるらしい.しかし,日本昆虫目録第8巻を見ても,載っていない.
今後も,学名も和名も無いこのような種がまだまだたくさん見つかることだろう.

ミドロミズアブ

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ミズアブ科ミズアブ亜科のミドロミズアブ Odontomyia filipjewi (Pleske, 1928)

2015.3.31鈴鹿市の深谷公園でミドロミズアブ1♂を見つけた.ユキヤナギの花をスイーピングしていたら,いつの間にか入っていた.三重県からは津市片田町といなべ市藤原町で各1頭が見つかっているだけ.本種の三重県産はこれで3頭目で,私にとっては初めての採集である.鈴鹿市ではこれまで見つかっていなかった.

京都府では要注目種にリストされている.それによると,全国的に数例の記録しかない種.自然度の高い平地の湿地に見られる.京都では深泥が池の一例のみ.
深泥が池から見つかったミズアブというので,ミドロミズアブという和名を京都の大石久志さんが名付けた.

茨城県からは市毛勝義さんが40頭以上もの採集記録を双翅目談話会のはなあぶ38号に発表している.ユキヤナギに飛来することやカエデ等の枝先でホバリングすることなども報告している.本州の分布地も埼玉,茨城,三重,京都,岡山と明示してくれている.また,休耕田や沢沿いの湿地で幼虫が育つと思われるという.

ミドロミズアブの特徴は,腹部背板第2-4節の後縁(後角)に細い赤褐色斑があること.同属他種との識別に使える同定ポイントである.

最近の記録では,神奈川県秦野市から4月21日に休耕田にできた湿性草地において,草本に静止していた体長10.3㎜の1♀を飯嶋一浩さんが双翅目談話会の「はなあぶ」39号に報告している.

日本昆虫目録第8巻には,和名は載っていない.分布は北海道,本州,ロシア極東部となっている.

ミドロミズアブの標本写真が近年の報文では掲載されるようになってきた.生態写真はインターネット上では見られるが,現在のところ本種の和名や学名が使われていないので,簡単にはヒットしない.

三重県産の既知の記録は次の二つ
 篠木善重・大石久志 (2012) 津市の双翅目(ハエ目).三重自然誌,(13):92-113,三重自然誌の会.
 篠木善重・大石久志・蒔田実造 (2014) 三重県産双翅目RDB種の記録.はなあぶ,(37):92-99.







キノコゴミムシ

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オサムシ科のキノコゴミムシLioptera erotyloides Bates

2015.6.7 鈴鹿市の深谷公園 この日は観察会があって,たくさんの人が参加していた.講師の一人が散策路沿いの木に体長12㎜ほどのキノコゴミムシを見つけ解説していた.珍品と言われていたこともあったが,今はさほどではないという.私は初めて見たような気がする.講師にお願いして,この美しい虫を頂戴した.標本にして鑑賞したいと思った.ところが,この黄赤色の斑紋が黒ずんできて,ちょっとがっかりしている.やはりキノコを食べる虫は標本にすると黒ずんでしまうんだと改めて思い知らされた.
なお,同じ木にタイショウオオキノコもいた.



キバラガガンボ♂

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ヒメガガンボ科のキバラガガンボ Eutonia satsuma(Westwood,1876)

2015.6.29 鈴鹿市の深谷公園 あじさいの花が咲く林縁でキバラガガンボを見つけた.亀山の公園でもかつて見つけたことはあるが,撮影できたのは今日が初である.体長は23㎜ほど.

新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,キバラガガンボは,体長22~24㎜,翅長18~20㎜.大型で翅に美しい斑紋を有する種である.腹部は赤褐色で,側縁は濃褐色.脚は黄褐色だが,腿節の末端,脛節の基部と末端は黒褐色.

日本昆虫目録(2014)によると,かつてLimnophilaとして扱われたこともあるという.本州,四国,九州に分布.



樹液生活者のカトウトゲアシモグリバエ

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トゲアシモグリバエ科のカトウトゲアシモグリバエ Traginops orientalis naganensis Kato, 1952

2015.6.4 鈴鹿市の深谷公園.樹液の出ているクヌギの木に,翅に斑紋のある小さなハエが複数個体居るのを見つけた.

新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,カトウトゲアシモグリバエは体長3~4㎜.脛節の先端前に棘毛を生ずることによってハモグリバエ科と異なる.黒色の単眼瘤は著しく隆起する.胸背の正中線,小楯板の中央部および各棘毛の基部ならびに翅には大小種々の褐紋がある.黄色の脛節の両端近くに褐色輪紋がある.

日本昆虫目録(2014)によると,分布は本州で,タイプ産地は長野県Nagaoka-muraとある.これはおそらく長丘村のことで,現在は中野市となっている.

樹液の出ているクヌギを訪ねて,本種を探しているが,まだ他所では見つけられていない.三重県からの記録はこれまで無いと思われる.

ハチモドキハナアブ

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ハナアブ科のハチモドキハナアブ Monoceromyia pleuralis (Coquillett, 1898)  2015.6.29

鈴鹿市の深谷公園.樹液の出ているクヌギの木にハチモドキハナアブ♂を見つけた.産卵しているかのように見えたが,♂だったので何をしているのか分からない.

京都府のレッドデータブックでは,「里山的環境に生息する種で、環境指標性が高い。またハチに擬態を示す特異な種として学術的にも貴重。」として準絶滅危惧種に選定している.また,「触角が長く、黒色のくびれた身体に黄色の斑紋がある。同所に見られるオオフタオビドロバチに酷似して、見誤るほどである。」という.

岡山県のレッドデータブックでは,「コナラ、アベマキなどの樹液付近で目撃されることがあるが、個体数は多くない」として,情報不足種に選定されている.

三重県レッドデータブック2015では,「里山や低山地にみられ,樹液のしみでたクヌギに集まる.局地的に分布し,個体数も多くはない.」として情報不足種に選定している.近年,明和町からの記録がある.

日本昆虫目録(2014)によると,分布は本州,四国,九州,ロシア極東部.


ハナアブ科のハチモドキハナアブ Monoceromyia pleuralis (Coquillett, 1898)  2015.6.1


ハナアブ科のハチモドキハナアブ Monoceromyia pleuralis (Coquillett, 1898)  2015.6.29

コバノカモメヅル

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ガガイモ科カモメヅル属のコバノカモメヅルVincetoxicum sublanceolatum

雨の日が続き,しばらく調査に行けなかった鈴鹿市の深谷公園に出向いた.湿地周りでコバノカモメヅルの花を見つけた.この花を初めて見たのは15年前,他の植物に絡み付いて赤紫の花を咲かせていた.美しくか弱いものが何かに縋り付いて生きている.大好きな花だ.

つる性の多年草.本州の関東地方,中部地方,近畿地方の山野の草原や湿地に自生するという.

2015.9.2
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